8日は「スマホdeチェックラリー」

  来る3月8日に、大船渡市内で「スマホdeチェックラリー」を開催いたします。これは、現在復興途上中の大船渡市内に設置された各チェックポイントをめぐり、各自のスマートフォンでパズルのピースを集めながら、東日本大震災発生当時の避難ルートを追体験するイベントです。

 

1. 日程 2015年3月8日(日)

    10時集合(雨天決行)

 ラリー行程  2~3時間程度

2. 集合場所 JR大船渡線BRT 大船渡駅前

3. 参加費 無料

4. 概要

 大船渡市内3か所に設置されたチェックポイント(復興伝承杭「みらいんや」)をめぐり、震災発生当時の避難ルートを追体験します。また、周囲の復興の状況もご覧いただけます。

 チェックインには、ご持参のスマートフォンにあらかじめインストールしたアプリを利用します。すべてのチェックポイントをまわると、パズルが完成します(*)。

 チェックラリー中は、アプリ上のゆるキャラ「ログパカ」が参加者を応援します。歩きながら「ログパカ」にアクセスすると、場面に応じてメッセージが返ってきます。

 (*)ご持参されない方のため、貸出用スマートフォンを準備しています(要事前予約)。数に限りがございますので、あらかじめご了承ください。ご希望の方は当館メールアドレスまでご連絡ください。

本イベントは、東日本大震災の学びを5千年先まで伝える「大船渡津波伝承館」プロジェクトの第22弾です。

 

主催:一般社団法人大船渡津波伝承館

協力:東京電機大学未来科学部情報メディア学科実空間コンピューティング研究室、

株式会社リプロ、岩井将行東京電機大学准教授

 

(開発中の画面です)
(開発中の画面です)

 <当日貸出用スマートフォンのご提供について>

 KDDI株式会社様より当日貸出用スマートフォンをご提供いただくことになりました。スマートフォンをお持ちでない参加者各位は、貸出用スマートフォンがご利用できます(予約制)。

 

<アプリリリースについて>

 「スマホdeチェックラリー」に使用するアプリケーションをリリースしましたのでお知らせします。チェックラリー参加者各位は、予め各自のスマートフォンにインストールをお願いいたします。

① アプリの概要

アプリ名称:スマートフォンdeチェックラリー

ダウンロード先のアドレス(リンク先からダウンロードください):

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.cps.mapapplication

推奨環境:Android 4.4以上 

 

② アプリについて

チェックラリーのために開発されたナビゲーション用アプリです。歩数・消費カロリーなどのデータやゆるキャラ「ログパカ」との会話も楽しむことができます。

 

開発について

本アプリは、東京電機大学岩井将行准教授、篠原雅貴、日向慧、飯塚直明、岩堀哲也、川崎以七海、三輪洋介、木村愼之介(東京電機大学実空間コンピューティング研究室所属)が開発しました。開発にあたり、東京電機大学総合研究所及び株式会社リプロによる支援を頂いています。

 

<開発者の声>

 開発担当者は現役の大学生です。このイベントのため、初めて開発チームを組成し、試行錯誤を繰り返しながら、わずか1か月半でアプリを完成させました。このイベントに向けた開発者の声を紹介します。

① 飯塚直亮さん:行動認識機能担当

歩数や歩行距離を測定するための行動認識機能を担当しました。

このアプリを使ってチェックラリーを楽しんでもらえたらうれしいです。協力いただいた皆様には感謝します。

 

② 日向慧さん:地図機能担当

マップ機能を担当しました。チームメンバーで役割分担してアプリを開発しました。それぞれの思いが詰まったこのアプリが、震災の記憶を風化させないための手助けとなればうれしいです

 

③ 岩堀哲也さん:エンターテイメント機能担当

ログパカとの会話機能を担当しました。チェックラリー中に、キャラクターとの会話で、心を和ませてもらえるとうれしいです。

 

④ 篠原雅貴:プロジェクトマネジメント担当

チェックラリーの参加者の皆様が楽しんでもらえるよう一生懸命作りました。このアプリが大船渡復興支援につながって欲しいと強く願っています。

ログパカには個人的な思い入れもあり、参加者のみなさまに親しんでもらえたらと思います。