<合意事項>
1. 互いに広報し合う努力条項
2. 広報項目については別途協議
3. 法的拘束力はない旨
4. 当事者は、いわゆる紳士協定よりも公式な合意として本MOUを尊重するものとする
両館の設立目的は、OTMが「5000年先まで伝えたい震災の学びをあなたに」、PTMが「Saving Lives Through Education」と、津波による被害を少なくするための伝承と教育としている点、また、両館が重点を置いている点では、OTMが「あなたに助かってほしいから」、PTMも惨状を伝えるだけではない救出劇にも重点を置いて展示している点など、方針がきわめて近いことを確認しました。さらに、互いにそれぞれの館を紹介する展示パネルやリーフレットを置いて広報しあうことをはじめ、具体的な方策を探ることを確認しました。
・上記は両館代表者が握手する写真
(左からPTM理事長のJim Wilson氏、館長のMarlene Murray氏、
OTM館長の齊藤賢治)
・PTM外観写真
・サインするPTM館長のMarlene Murray氏
・サインするOTM館長の齊藤賢治
(齊藤館長はこの協定を取材している共同通信に対して「助かってほしいという思いは共通でしょう。犠牲者を少なくするための知恵を、日本のみならず広く求めたいと思います」とのコメントを発表しました)